ヤンキー漫画原作 映画化された作品のご紹介

「BAD BOYS J −最後に守るもの−」劇場版

■ビー・バップ・ハイスクール

昭和58年(1983年)に週間ヤングマガジンで連載が開始された作品で、那須博之監督により映画化されました。


不良少年を主人公として昭和60年に映画化されて大ヒットし、主人公をつとめた仲村トオルと清水宏次朗には熱狂的な追っかけのファンができるほど大人気の作品となりました。

ヤンキー漫画原作から映画化された作品はその後も数々公開されましたが、不良映画の金字塔としての位置づけにある映画になっています。

トオルとヒロシの不良少年コンビは、数々の行いから留年しつつ、今日も喧嘩に恋にと明け暮れています。
トオルは硬派なタイプですが、ヒロシはひょうきん者でちょっとスケベ。
そんな対照的な二人ですが、つねに一緒につるんでいる仲間です。
そんな彼らが数々の喧嘩を繰り返しながらも、その中で成長していく青春を描いた昭和の時代のヤンキー達の姿を見る事のできる作品となっています。

個性的な面々が次々と出てくる中、彼らと向き合い喧嘩に明け暮れる二人と、そこに華をそえるマドンナの存在も見どころのおすすめ作品です。


■岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS

井筒和幸監督により平成8年(1993年)に公開された作品です。
人気お笑い芸人のナインティナインが主演をつとめた事でも、大きな話題となった作品で、他にも吉本興業の芸人さんが数々出演していました。

大阪岸和田の中学生のチュンバ(矢部浩之)と小鉄(岡村隆史)は、岸和田の街で同世代の面々と今日も喧嘩に明け暮れています。

学校での日々、仲間の裏切り、仕返しなど、とにかく毎日が騒動の連続です。彼らが過ごした日々と家族との関係など、岸和田の街で生き、そこから抜け出そうともがく不良少年の姿が描かれた作品です。
現在でも活躍しているお笑い芸人たちの若き日を見る事ができる、おすすめの映画となっています。

■ROOKIES 卒業

原作は森田まさのりで平成10年(1998年)から週間少年ジャンプにて連載され、平川雄一朗監督により平成21年(2009年)に映画化され公開された作品です。
この年に公開された映画作品の中では、興行収入1位となった事からも人気の高さが伺える作品となっています。

かつては甲子園出場まで果たしたほどの実力を持っていた二子玉川学園高校ですが、この学校へ赴任してきた教師により、この伝統ある野球部が再興されていく物語です。

野球部に入ってくる新入部員が最初はなかなか野球部に馴染めない中、部活動外での事件をきっかけに仲間達に馴染んでいきます。
甲子園の予選大会が始まり、二子玉川学園高校でも甲子園出場という夢を目指して最大のライバルと対決するのですが…。

野球部を舞台にちょっとやんちゃな少年達が成長していく姿を描き、感動と共感を呼んだおすすめの作品です。
真っ直ぐにシンプルに夢を追いかける少年達の姿に、忘れかけていたものを思い出せるようなそんな感動を覚える作品となっています。

■ごくせん THE MOVIE

森本梢子原作により平成12年(2000年)よりYOUで連載された作品です。
テレビドラマで大人気となり、今作では佐藤東弥が監督をつとめ平成21年(2009年)に映画公開されました。

ごくせんの主人公ヤンクミこと山口久美子(仲間由紀恵)は、極道の跡取り娘でありながら男子校の担任となり、はちゃめちゃで少し型破りな教師として活躍しています。
ヤンクミも教師となって7年目ですが、担任となって受け持っているクラスとなかなか打ち解けずにいます。

そこにかつて自分の教え子だった小田切(亀梨和也)が教育実習生として再会します。

そんな中でヤンクミのクラスの生徒が、校外の不良にかつあげされそうになった事から、それを助けたヤンクミの生徒が不良軍団から目を付けられてしまう事となるのですが…。

ヤンクミの生徒達を思う熱い情熱と、トラブルを解決すべく奔走する姿が描かれた作品になっています。
一見まじめそうなヤンクミが、何かの時にはとても頼りになる存在だという所に、クラスの生徒も信頼を寄せていくという教師と生徒の信頼関係を描いたおすすめ作品です。

■湘南爆走族

原作は吉田聡により昭和57年(1982年)から少年KINGに連載された作品で、昭和62年(1987年)に山田大樹監督により映画化されました。
出演者には、江口洋介や織田裕二などがおり、江口洋介は今作が初主演映画となっています。

神奈川県の湘南海岸の近くで江口洋助(江口洋介)は、暴走族である湘南爆走族の2代目としてチームを引っ張っています。

個性的な紫のスーパーリーゼントが特徴で、他の暴走族との喧嘩やバトルを繰り返しながら、個性的なメンバーと修羅場をくぐり抜ける日々を送っています。2代目のリーダーでありながら、手芸の腕前はプロ級と、作品の多くがギャグ要素を含み、喧嘩ばかりでないギャグの多い作品となっています。 見どころはモテモテなのに女の子に奥手な所で、喧嘩は強く女の子には弱いという所にあるおすすめ作品となっています。

■クローズZERO

原作は高橋ヒロシにより平成2年から月間少年チャンピオンに連載されていた作品で、今作では三池崇史監督により、2007年に公開されました。
小栗旬・・山田孝之・黒木メイサ・桐谷健太などが出演しています。

鈴蘭男子高校は県内では最低の偏差値であり、随一の不良高校としてその名を轟かせています。
多くの猛者がこの高校に通うために、いまだに学校のトップとして全校を取り仕切る事のできた者はいません。

主人公の滝谷源治(小栗旬)はこの学校に最凶の転校生として3年E組に転校してきました。彼の実家はヤクザで、その組の跡目となる野望を前に、まずはこの学校の番長まで上り詰め自らの手中に収めようと目論んでいます。

数々の敵と対峙していきますが、敵対する組同士にあってそこで芽生えた男の友情がありながら、組の意向が高校生男子の友情にも暗雲をもたらします。学校中を巻き込みながらも数々のトラブルを乗り越えていく抗争の中、夢を叶えるべく奮闘する男達を描いた作品です。

一心に夢を目指して突き進む男の姿を、力強く描いたおすすめの作品となっています。

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